久留米シティプラザ Kurume City Plaza

2016年, 福岡県久留米市

建築概要
【建物名称】久留米シティプラザ
【所在地】福岡県久留米市
【主要用途】劇場、店舗、集会場、 車庫
【構造】SRC造、RC造、S造、地上6階地下2階
【敷地面積】10,672.36㎡(両街区合計)
【建築面積】9,337.76㎡
【延床面積】34,548.33㎡
【設計期間】2012年〜2013年
【工事期間】2013年〜2016年
【建築主】久留米市、六ツ門8番街区市街地再開発組合
【設計者】
意匠:香山・DEN・國武・北島・ナカヤマJV
(代表役割:意匠担当主任技術者,9番街区)
構造:㈱構造計画研究所
設備:㈱環境エンジニアリング
舞台:㈲空間創造研究所
音響:YAMAHA空間音響グループ
照明:㈱ライティングM
【施工者】
鹿島JV(8番街区)、西松JV(9番街区)
【竣工写真撮影】
小川重雄

久留米市は九州一の大河、筑後川が有明湾に流れ注ぐ筑紫平野の中央部に位置している。久留米市は今ではブリヂストン創業の地として知られるが、筑後川は古来から交通の要衝であり、数々の産業や農業の母体となった。しかし、かつて賑わっていた久留米の中心市街地も、郊外型商業施設の出現により、空洞化が進展してしまっている。
敷地は久留米市街地を東西に貫く国道とアーケード街に挟まれた、正しく久留米市の中心地と呼べる場所にある。この2街区分を再開発して、地域活性化のために計画された劇場、広場、店舗の複合施設である。

六角堂広場:国道とアーケードをつなぐ半屋外広場として整備した。舞台を持ち、イベント時には大階段が客席となる

街区をまたぐ室内空間のベースとなる2Fのグランドロビー。2層分の天井高を持ち、上空通路と一体となる。

1514席のザ・グランドホール。4層の客席、5層のサイドバルコニーを持ち、豊かな響きをつくりだしている。

カード状煉瓦壁の室内側。

茶室としても使用できる本格的な和室

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